2024年7月27日に日本で2回目のリサイタルを無事開催することができました！
今回、様々なジャンルの曲をピックアップして、セットリストを組みました。
まず、1曲目に披露させていただいた「月夜」は、アルバムにも収録されている曲です。タイトルの通り、月夜の雰囲気を感じさせる美しい曲です。
次の「浜辺の歌」は、元々はバイオリン用にアレンジされた曲ですが、今回二胡で演奏してみました。
「ツィゴイネルワイゼン」は大学2年生の期末試験の課題曲でした。難しい曲ですが、今でも挑戦し続けています。
「二泉映月」は、歳を重ねることでより深く表現できる曲です。なので、毎年弾きたいと思っています。
前半最後の5曲目には、今回のリサイタルのタイトルでもある「桃花塢」を選びました。作曲家の李渊清さんの許可を得て、日本で初めて演奏させていただきました。貴重な機会をいただき、感謝しています。またいつかこの曲を演奏したいです。
後半１曲目の「牧羊女」は、軽快なメロディが特徴的な曲で、川田先生のアレンジした伴奏とピッタリ合いました！今後もこのような伝統曲にピアノのアレンジを加えて演奏していきたいと思います。
そして多くの演奏家が挑戦している名曲「ラストエンペラーのテーマ」に挑戦してみました。映画の皇帝のシーンをイメージしながら演奏し、表現が難しかったですが、気持ちを込めて演奏できました。
「阿里山的姑娘」は、台湾出身で大阪在住のリーポンさんをゲストに迎え、一緒に演奏しました。ジャズ風のアレンジが施された阿里山的姑娘のメロディを楽しんでいただけたでしょうか。
9曲目の「茉莉花〜二胡メドレー」は、生徒さんと一緒に共演したアンサンブルです。10名の生徒さん達と4ヶ月間共に練習し、美しいハーモニーを作り上げました。皆さんの衣装もとっても素敵でした。また生徒さんと共演をしたいと思っています！
最後10曲目は中国狂詩曲(チャイニーズ・ラプソディ)より第二楽章「躍」を披露しました。
この曲は川田先生が作曲した曲です。とてもハイテンポなかっこいい曲で、途中の二胡を叩く音は私とユーヨンさんの即興でした。第一楽章、第三楽章も今後やりたいと思いますし、これからも川田先生の作品を楽しみにしています♪
今回の選曲はとても悩みました..！
私は、海外にいる中国の音大出身の二胡奏者としての責任を感じています。
リサイタルということもあり、皆様が知っている曲を入れつつも二胡の魅力を最大限に引き出し、自分の実力をお見せできる曲を選曲しセットリストを組みました。
また、日本で二胡を広めてくださった先輩方のおかげで、今回のプログラムを楽しんでいただけたと実感しております。
出演者、スタッフの皆様、来てくださった皆様、本当にありがとうございました。
当日券やCDを購入してくださった方々もありがとうございます。そして、今回たくさんの方にアンケートのご協力もいただきました。皆さんのご意見を参考に、今後さらに良い演奏を目指していきたいと思います。
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